マジック:ザ・ギャザリングアリーナ(MTG アリーナ)のレビュー +初心者へのアドバイス

MTGアリーナ

PCでカードゲームの祖先とも呼べるマジック:ザ・ギャザリング(MTG)が遊べるマジック:ザ・ギャザリングアリーナ(MTGアリーナ)を1年間以上遊んでいる私が、その魅力を紹介します

他のカードゲームはいろいろやってきましたが、初めてMTGを遊んだ私でもずっと続いているので、本格的なカードゲームをネットでやりたい人にはぜひやってもらいたいです

始めたばかりの人へのアドバイスものせているので、この記事を読んで始めようと思った方は参考にしてみてください

マジック:ザ・ギャザリングアリーナ(MTGアリーナ)とは

MTGアリーナはMTGがPCで遊べるソフトになっています

基本プレイが無料で、課金要素は主にゲーム内通貨の購入と新カードパック発売時のお得なセットの予約程度です

MTGアリーナでは実際に紙でMTGを遊ぶときと全く同じ条件で遊ぶことができます

賞金が出るMTGのプロが参加する大会も、不正防止のためMTGアリーナで行われるようになりつつあります

実際の画面はこんな感じです

この画面を見ながらMTGについて説明していくのですが、ゲームの進め方は、デュエルマスターズ、勝敗の決め方は遊戯王と考えてもらうのが一番わかりやすいと思います

ゲームの勝敗の決定方法は、画像の相手の③の初期ライフ20を0にするか相手の⑤の山札を0にし、カードがなくなった状態でドローさせることで勝ちになります

自分のターンと相手のターンを交互に繰り返して、②の土地にあるカードの枚数だけマナと呼ばれるコストを生み出し、①のクリーチャーを出して攻撃したり、呪文を唱え、勝利条件の達成を目指します

③の手札にある3枚のカードの一番左のカードの右上にある[①と赤色のアイコン]はそのカードを使うためのコストを表しています

デュエルマスターズと違って、すべてのカードを土地におけるわけではなく、土地という専用のカードしか土地におけないのもポイントです

このため、土地とカードのバランスなど、デッキ作りの難しさも合ってかなり奥が深いものになっています

初めての方でもチュートリアルで遊び方をしっかり説明してくれるので、よくわからなかったという方も安心してください

MTGアリーナの悪い点

ここからは、MTGアリーナの悪い点について見ていきます

やめるときにはデータしか残らない(価値が0になる)

リアルのカードゲームでは、カードゲームをやめたとしても、カードが資産として残りますが、MTGアリーナでは課金したとしてもデータが変わるだけなので、やめてしまうと価値が一切なくなります

カードを資産とすることに疑問を持つ人もいるかもしれないので簡単に説明します

MTGは昔のカードも使える遊び方があり、新パックの発売などで新しいカードの組み合わせが見つかると10円程度だったものが、数千円まで一気に跳ね上がるといったことがあります

このため、カードを資産とみなしても何らおかしなことではありません

実際、最初期の一部のカードは一枚100万円で取引されています

始めたばかりの時はカードの枚数が少ない

これはMTGアリーナに限った話ではなく、新しくカードゲームを始めた場合全般に言えることですが、始めたばかりのころは使えるカードが少ないです

このため、Youtubeやtwitterで紹介されているデッキが組めず、デッキ作りの参考にできる情報が見つからないといったこともあります

これに関しては、課金して一気に集めるか、時間をかけてゆっくり集めていくしかないですね

カードの効率の良い集め方に関しては、後で初心者へのアドバイスの所でも書くので、そちらを参考にしてください

MTGアリーナのよい点

ネットでMTGが遊べる

リアルで一緒にMTGを遊ぶ友達がいなくても、ネットでMTGが遊べるこれが一番MTGアリーナのいいところだと思います

子供の時ならまだしも、大人になってくるとなかなかカードゲームをやる友達はできません

しかも、紙で遊ぶのと同じように遊べるようになっているので本格的なカードゲームを家にいても遊べるようになっています

パックから同じレアカードが5枚以上出ず、無駄にならない

MTGのカードには、コモン, アンコモン, レア, 神話レアの4つのレアリティが存在し、MTGのパックを買うと、コモン4枚、アンコモン2枚、レアか神話レアのカード1枚が手に入ります

ある程度ゲームを続けているとコモン、アンコモンは勝手に集まるため、カードを集めるうえではレアと神話レアを4枚集めることが重要になってきます

なぜなら、MTGでは同じカードは4枚までデッキに入れることができるからです

ちなみに、MTGアリーナではすでに4枚集まっているレア・神話レアのカードがパックから出ず、まだ4枚集まっていないレア・神話レアの中からカードが手に入るシステムになっています

この5枚目以上の被りがパックからは出ない仕組みのおかげで、新パックが出たとしても200パックほど開けることでレアのカードはほぼすべて集めることができます

無課金でも、長く続ければ好きなデッキを組めるようになる

MTGアリーナではデイリーミッションなどで毎日1パック購入できるだけのゲーム内通貨を得ることができます

この通貨をハイリスク・ハイリターンのドラフトというゲームモードで運用すれば、カードを効率よく集めることができ、神話レアのコンプリートは厳しいですが、レアならすべて集めることも不可能ではありません

また、終末イベントなどでもレアカードを手に入れられるので、時間さえかければカードは十分集まります

同じレアリティの好きなカードと交換できる仕組みがある

パックを6, 12パック開けるとパック開封ポイントがたまり、好きなレアカード一枚と交換できるレアワイルドカードと呼ばれる引換券がもらえます

そして、18パックを開けると今度は好きな神話レアと交換できる神話レアワイルドカードがもらえ、開封ポイントがまた0にもどります

このワイルドカードを使うことで、リアルだと1万円も超えるカードを4枚使うことができるのです

ただ、このせいでみんなのデッキが同じようなデッキばかりになり、個性がなくなってしまっているところは残念です

始めたばかりの方へのアドバイス

コード入力でパックをもらう

下の記事でパックやカードの見た目を変えることができるスタイルを入手できる配布コードをまとめています

始めたばかりでも、大量にパックを手に入れることができるので、こちらの記事を参考にしてカードを集めましょう

ただし、パックを開けてもらえるワイルドカードは後で使うことになるので、初めは絶対に使ってはいけないと覚えておいてください

最短でカードを集めていくための道筋

この項目はできるだけ早くレア、神話レアのカードを集めるための道筋を紹介しています

まずはパックを買う

2020/9月以降も使えるパックの中で優先度をつけると、エルドレイン>基本セット2021>テーロス>イコリアの順になります(最初の方が優先度が高い)

このため、デイリーミッションなどで集めたゴールドを使って、基本セット21かエルドレインのパックを買います

実はパックを買うことはあまりカード集めの効率がよくないのですが、好きなカードと交換できるワイルドカードを集めるために初心者はパックを買うことをオススメします

次に直近の大会で成績がよかったデッキをコピーする

集めてきたワイルドカードを使って、直近の大会で成績を残した強いデッキをコピーしてださい

中途半端に少しづつ作るのではなく、ワイルドカードの数が集まり切った段階で一気にデッキを作ってください

なぜなら、環境が変わるとデッキの強さも変わっていってしまい、1か月前は強かったけど今はあまり強くないなんてことが起きるからです

また、自分だけではそのデッキが本当に強いかわからないという人もいると思います

そんな時はtwitter、youtebe、2chのMTGアリーナスレでスタンダード・イベントで勝てるデッキでオススメはなんですかと訊けば、優しい人が今の環境にあったデッキを教えてくれるでしょう

カード集め効率の良いスタンダード・イベントに参加する

スタンダード・イベントは参加費が必要なゲームモードで7勝するか3敗するまで続く形式になっています

勝利数が多いほど景品が豪華になり、4勝で参加費が戻ってき、5勝以上ではレア以上のカードと参加費以上の通貨ももらえます

何度でも参加できるので、4勝以上できれば、延々とカードと通貨を獲得できるようになります

このため、スタンダードイベントで勝てるデッキを一つ作ることがカード集めをするための最短方法になります

ここまで到達できると、増えていく通貨でドラフトに参加したり、パックを買ったりとカードを増やすほかの選択肢を取りやすくなるので、スタンダードイベントで勝てるデッキ作りをまずは目指しましょう

毎月一回はランクマッチに参加する

プロフィール画面から、現在のランクが確認できます

その画面でランクのアイコンをクリックすると月末のランク報酬画面に変わります

報酬画面を見てもらえばわかるようにランクが高いほど、景品が増えるのですが、そこは気にせず、初心者の内はドラフト、構築ともに最低一回は参加しておきましょう

それぞれ一回参加するだけで、月末報酬でパックが1個もらえます

ドラフトは初心者には厳しいですが、構築の方はシルバー、ゴールドまで上げられるかもしれません

ドラフトには情報収集をしてから参加する

月に一回のドラフトは0勝でも、先ほど説明した月末報酬で損をすることはないので、月に1回はドラフトに参加しましょう

ドラフトは8人が新しいパックを開けてその中から一枚のカードを選び、横の人に回すということを3パック分繰り返し、選んだカードでデッキを作る遊び方です

参加費が高いだけあって、選んだカードがもらえるだけでなく、勝利数による景品の差が大きいため、勝てるデッキ作りが重要になってきます

ただし、ドラフトはカードの選び方を含め、かなり実力差が出るので、初心者がいきなり挑戦して勝てるほど甘くはありません

このため、しっかり勝てるようにyoutubeなどでうまい人のカードの選び方、どんなデッキが強いのかなどを理解してから参加するようにしてください

これをするかしないかで、勝率が大きく変わってきます

他にも、普段と異なるセオリーが盛りだくさんなので、デッキの枚数、バランスなども一度調べてみることも大切です

ちなみに私は、レアピック推奨派です

4枚持っていないレアか神話レアが回ってきたときは迷わず、取るようにしています

まとめ

いろいろ説明してきましたが、MTGアリーナは無課金の方、初めてMTGをやる方でも十分楽しめる濃いコンテンツになっています

本格的なカードゲームをやりたいならMTGアリーナを始めてみるのはどうでしょうか

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