【MTGアリーナ】トランプル・接死等のダメージ計算の考え方

MTGアリーナ

ユニットで相手を攻撃したときダメージ計算が行われるのは当たり前ですよね

では、トランプル・接死の能力を持ったユニットのダメージ計算の仕方は知っていますか?

それぞれ単体だと簡単ですが、複数の能力が絡んだ時のダメージ計算は意外と難しいです

今回はいろいろな要素が絡んだ時のダメージ計算について説明していきます

トランプルと接死の能力説明

まず、トランプルと接死の説明からしていきます

トランプル

トランプルの簡単な説明は【クリーチャーの攻撃が防御クリーチャーの体力を貫通した分だけ相手プレイヤーにダメージを与える】です

具体的な処理については上の図を使って説明していきます

上の図は攻撃力4のクリーチャーで攻撃し、体力1のクリーチャーでブロックされたときを表しています

左のトランプルがない場合はダメージの振り分け時に相手のプレイヤーを選択することができないため、相手のクリーチャーに4点が入っています

一方、右のトランプルがある場合は、相手のクリーチャーの体力を越えた分だけ相手プレイヤーへのダメージ振り分けが可能になるため、相手のクリーチャーに1点、相手プレイヤーに3点入っています

トランプルはクリーチャーを倒すときに残ったダメージを相手プレイヤーに振り分けられる能力と考えるのが、一番イメージと処理が近くなります

接死

接死の簡単な説明は【ダメージを与えたクリーチャーを破壊する】です

具体的な処理については上の図を使って説明していきます

上の図は攻撃力2のクリーチャーで攻撃し、体力4のクリーチャーでブロックされたときを表しています

左の接死がない場合は相手クリーチャーに2点与えるだけでどちらも破壊されず戦闘は終了します

一方、右の接死がある場合は、相手のクリーチャー2体にそれぞれ1点入っているため、相手のクリーチャーを2体とも破壊できます

接死はクリーチャーに1点入れたら破壊する能力と考えるのが、一番イメージと処理方法が近くなります

ダメージ計算応用編

攻撃力0の接死

攻撃力0の接死持ちクリーチャーで攻撃してブロックされたときは、ダメージを与えないため接死の効果が発動せず、相手クリーチャーを破壊できません

接死+トランプル

現環境では探索する獣にエンバレスの宝剣を装備したときがこのケースになり、接死+トランプル+2段攻撃を持った化け物が出来上がります

接死+トランプル+2段攻撃を持った探索する獣の攻撃を【3/4】のクリーチャー2体にブロックされたときの処理が上の図です

まず、2段攻撃を持ってるので、探索する獣のみダメージ計算が始まります

接死を持っているので、クリーチャーに1点入れれば破壊できるため、各クリーチャーへのダメージ配分が1点になり、残った3点が相手プレーヤーに入ります

この処理に対しても先ほどのトランプルと接死の考え方で対応可能です

  • ・トランプルはクリーチャーを倒すときに残ったダメージを相手プレイヤーに振り分けられる
  • ・接死はクリーチャーに1点入れたら破壊する

トランプル VS プロテクション

トランプルを持ったクリーチャーで攻撃して、プロテクションを持ったクリーチャーでブロックされたときは、プロテクションを持ったクリーチャーを破壊できないだけで、通常のトランプル同様にブロッククリーチャーの体力を超えた分のダメージを相手プレイヤーに与えられます

トランプル+接死 VS プロテクションも同じ結果になりそうですが、私は見たことがないのでわからないです

トーブランのダメージ計算

次は赤単でよく見かけるトーブランのダメージ計算についてみていきます

トーブランは赤の発生源がダメージを与えるなら、その点数に2を足す能力です

ダメージを与えない場合は効果がないので注意しましょう

上の図は攻撃力0, 1, 2のクリーチャーが相手クリーチャーにブロックされたときの処理になります

攻撃力2のクリーチャーはダメージを1,1に振り分けることで、ブロックしたクリーチャー2体に3点与えることができます

攻撃力1のクリーチャーは1体にしかダメージを振り分けることができないので、1体しか破壊することができません

攻撃力0のクリーチャーではダメージを与えないため、トーブランの効果が発動しません

無作法な挑発者とトランプル

トランプルを持ったクリーチャーで攻撃し、無作法な挑発者でブロックされたときは上の図のように処理されるため、無作法な挑発者が受けるダメージは1点になります

このため、無作法な挑発者の能力によって攻撃プレイヤーが受けるダメージは1点です

コメント