今回は私が生活水準を上げない3つの理由と、節約生活を無理なく続けるための考え方を紹介します
生活水準を上げない3つの理由
安物でも十分満足できるから上げる必要がない
まず最初の理由が、安物でも満足できる価値観をもっているからです。
私の生活で一番お金がかかっているところが食事で、基本自分で作っています。
メインとしてお肉を買うことが多いのですが、基本1円/gのお肉を使っています。
なぜかというと、1円/gのお肉を100円/gお肉に変えたところで、美味しさが100倍になることはなく、せいぜい数倍程度だと考えているからです。
それなら、1回美味しいお肉を食べるよりも、100回そこそこ美味しいお肉を食べる方がお得と感じてしまいます。
もしあなたが、今の生活でも満足できているのであれば、わざわざ生活水準を上げていく必要がないのです。
他人と比較するのではなく、自分が今の生活に満足できているかで考えるようにしましょう。
一度高いものに慣れてしまうと、引き返せない
私は豆腐が好きでよく買うのですが、ある豆腐を食べる前までは、どんな豆腐でもおいしく食べられていました。
ですが、数カ月間、その豆腐ばかり食べていたら、それ以降は他の豆腐だとクリーミーさが足りなく、美味しくないと感じるようになってしまいました。
そして、その豆腐を食べても昔ほどの感動を感じなくなっていきました。
高いものに慣れてしまうと、どうしても高いものと安いものを比較してしまって、以前は満足できていた安いものでも満足できなくなってしまいます。
そして、高いものを食べ過ぎると、それが自分の中で普通の基準になってしまい、その良さをどんどん感じられなくなっていきます。
それなら、普段は現在満足できるものを食べ、たまに少し贅沢をすることが一番良いと思います。
お得に買うこと自体を楽しんでいる
私は食料品をドンキホーテなどの安売りスーパーによく買いに行きます。
そのとき、何かがほしいから買うのではなく、自分の価値観の中で安いと思ったものを買っていきます。
買わなくちゃと思って買うのはお米と食パン、トイレ用品ぐらいです(笑)
ドンキホーテもそうですが、野菜の市場など安く買うことができる環境があることで、欲しいものを買うということ自体よりもお得に買うということを楽しんでいます。
それが結果的に生活水準を上げない(支出を増やさない)ことにつながっています。
ちなみに料理に慣れてくると、先に作るものを決めてから買い物に行くことはオススメしません。
あらかじめ買うものを決めてから買い物に行くと、スーパーで安く売られている物を買わず、普段より割高で売られている商品を買うことになりかねないからです
近所のスーパーで安いと思った食材で何が作れるかを考えていくこと自体を楽しむことができるようになると、結果的に支出を抑えて、そこそこ美味しいものが食べられます。
まだ、料理に慣れていないうちなら、食材の組み合わせから料理を考えることは難しいため、料理に使う食材をあらかじめ決めて買い物をする必要があります。
次に、先ほど紹介した私が生活水準を上げない3つの理由を踏まえたうえで、節約生活を無理なく続ける考え方を紹介します。
自分の価値観を知ることで、どこにお金を使うべきかわかる
ここで伝えたいことは、1000円で体験できることから感じる幸福感、喜びはあなたの1000円の使い道によって変わるということです。
これはお金の桁が変わっても同じです、私にとって10万円のブランドバッグはほとんど価値がないものですが、10万円の自転車は非常に価値があるものになります。
嫌々参加する会社の飲み会で払う5000円よりも、友人との遊びで使う5000円の方が得られる満足感がはるかに大きいでしょう、
どうせ使うお金の量が同じなら、満足感や充実感を得られるお金の使い方をした方がお得に感じませんか?
あなたが何かにお金を使おうと思った時、そのお金でもっと満足感が得られる方法はないか自問自答してください。
そうすると、今お金を使おうとしている物・こととは別のことにお金を使うべきか考えることができます。
これを続けていくと、自分の中でのお金、もの、サービスの価値が明確になっていき、より自分の納得がいくお金の使い方ができるようになります。
そして、自分が納得できないものに対してお金を払う機会が減っていくので、勝手に節約することができるようになります。
節約生活は長続きさせることが重要です。
無理のない範囲で気楽にコツコツ続けていきましょう。
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